出来なかったこと 1

昨日は私がしたことを書いた。
今日からは出来なかったことなどを書いておこうと思う。
一気に書くとネタギレになるので小出しにする。

最も大きいことは「司書教諭」を表舞台に登場させることに失敗したことだ。
もともと私が働いていた高校には、現在の県立高等学校と同様に、専任・専門・正規職員の学校司書が配置されていた。

それが、財政難を理由とした事務職員兼任から、専任・非専門・非正規職員のアルバイト職配置に変更になった。そのとき勤務時間が4時間勤務、正規職員の半分に短縮されたが、形的には専任だけは守った。

数年の間は、その4時間のアルバイトを指導管理する事務職員を兼任でおいていた。つまり、正規職員が図書館業務にも若干携わっていた。アルバイトの休暇時とか午前中の利用に対応する必要があるときなどに・・・。

それが2年ほど前から、そのポストにいた正規職員を6時間勤務(週28時間勤務)の非正規職員のポストにした。その結果、アルバイトがアルバイトを管理するような無責任な体制の職場になってしまった。

つまり、事務引継ぎをアルバイトがアルバイトにするような職場になってしまい、事務長も教育委員会も学校当局も、それを黙認というのか、気がつかないというのか・・・、とにかく、通常、考えられないような職場になってしまった。

そこで、私は、少なくても、形式的でもなんでもいいから、アルバイトの仕事の管理は司書教諭が、引継ぎも司書教諭が司書教諭に引き継ぐ体制にすべきだと、2年くらい言い続けてきた。12学級以上の学校なのだから、法的義務があるのだと・・・。実務はアルバイトに任せても、せめて、一ヶ月に1校時くらいは図書館にきて、仕事の中身の把握ぐらいして欲しいと・・・。

これはとうとう実現できなかった。