公共図書館と学校図書館の違い

あたりまえのことですが、公共図書館は誰にでも開かれています。評判の図書館があれば全国どこへでも出かけて自分の目で見ることができます。私も40年ほどの間にたくさんの公共図書館を見学しました。実際に見学することは、大変役に立つと思ってきました。

その同じことが学校図書館ではできません。学校図書館は開かれていないのです。これも当たり前のことなのでしょうか?もちろん、生徒の安全を守り、教育の場の平安を維持するために、誰にでも開くことはできません。一定の制限があるのは当然でしょう。

東京 学校図書館スタンプラリー http://tokyohslib.ehoh.net/のような例もありますから、絶対にダメということはないようです。(このスタンプラリーの場合は受験生・保護者・小中学校教員に対しての呼びかけが主のようで、高校教員が抜けているのが気になります。狙いがちがうからでしょうが)

「百聞は一見に如かず」です。いい仕事をなさっている学校図書館が見学者を積極的に受け入れてくださればいいと思っています。