課題図書と読書感想文

読む本を決められ、読んで感想を書いて、それに点数がつけられる。そんな読書が楽しいはずはありません。

「読む本を決められないと、何を読んでいいかわからないし、課題にしないと誰も読まなくなる。これが現実です。また、自由読書の枠もきちんと準備してありますから・・・。」

若いころは「課題図書」ナンセンス派でした。いまも基本は変りませんが、血相変えてまで、自説を主張することはなくなりました。課題図書に選ばれると、出版社は一息つけるのでしょうか。「本など読まない 本が売れない」こんな世の中になってしまいました。

全国に20000の図書館があって、そこが1冊ずつ購入したら、出版社も著者も書店もうまくいくのにと、思うのですが・・・。