書架整理四日目

3日間の書架整理は、腰痛もちの私にこたえて来た。今日は書架整理は休もうと思ったが、まだ、終わりがなかなか読めないので、少しでもと、ついつい無理をしてしまったようだ。低い位置への作業がこたえるのだ。明日は腰痛ベルトをきっちり締めて出かけようと思う。

今日は、回転式書架に配架してあった文庫本を司書室カウンター下の空きスペースに移動した。若干残部がでたので、三段重ねにでもして、強引に詰め込もうと思っている。昭和40年代の初めから50年代初めにかけて出版されたハードカバー版の新潮文庫旺文社文庫である。30年以上の前の本、誰も手を出しそうにも無いのだから、即、廃棄でいいのだが・・・。

これで、文庫本の日本小説が著者のアイウエオ順(ラベルはABCだが)に並べられる。なんとよく見てみたら、四つある回転式書架のすべてが個別の流れを形成している。つまり、アからワまで並べていたのである。その上にWのスチール書架が例外的に3連あって、そのうちの2連が文庫本用で、そこにもまた、小説が日本、外国と配列されている。これらを1本の流れにしたいのだ。スペース的には余裕ができたのだが、配架する文庫本がこれまた古いのだ。15年か20年前の本が大半、これでは新たな流れを形成できたとしても、誰も手を出しそうもない。

これまた即廃棄でいいのだが・・・。

ロングホームルームの時間に1年生が1クラスやってきた。読書の時間にするらしい。先生が監督するのだから、1時限目でもいいのだが、本を借りたり、返したりする生徒がいる。その作業を担任の先生はできない。図書館の開館時間はたしか9時半からだったか、その時間に図書館担当教員が部屋の鍵を開けて、ブラインドをあげ、蛍光灯の点灯をしているようだ。私は12:45からの勤務なので、その間は誰が見るのか明らかではない。無人のときが多いのだが、私は11時には出勤しているので、勢い私が当番をすることになる。そのことに私は不平不満はまったくないのだが、教員は、図書館を自習室くらいに考えているのだろうか。不思議な図書館です。

でも、そのお蔭で、今日は利用者が多かった。

入館者数(クラス単位の利用は入館者に勘定しない)40名 貸出者数 15名 貸出冊数 29冊