生徒がカウンター当番

図書委員が2名ずつ、昼休みと放課後にカウンター当番をすることになった。というより、もともと、そういう風に運営されてきた。カウンターを生徒に任せるのは、司書の専門性の放棄につながる。まして、資料検索にも生徒が対応するようにマニュアルには書いてあるのは、大いに疑問に思う。そこで、生徒たちには、私が席をはずしていて、いないときだけのことですと説明しておいた。カウンターを任せても、パソコンを使った仕事はできないし、私の仕事は、書架整理くらいしかない。

今日は、その書架整理も、ガラスの腰が壊れる寸前につき、申し訳ないが、サボッてしまった。早く回復させて働きたい。腰痛持ちのお爺さんを採用した当局の不明を責める人がでてこないうちに、なんとか、なおって欲しいよ。腰さんよ。

「予約カード」が3枚出た。数日前に訊かれた、なかにし礼の『戦場のニーナ』と日本語学の本2冊。ただ、その扱いについては、引継いだマニュアルには、所蔵本の予約だけで、借用と購入については、全然、記述されていない。休暇中の職員待ちとなるのか、『戦場のニーナ』については、市立図書館にあるから、急ぐなら、そちらで借りて欲しいと話すことができたのが、救い。「全然急いでいません」からと言ってくれたが、独断で発注するというわけにはいかないか。まだ、予算も立てていないのだから。

日本語の本のうちの1冊は、わたしが所蔵している。これは、寄贈受け入れで処理して、提供しようと思う。死蔵しているよりは、本も喜ぶ。


入館者 31名 貸出し者 9名 貸出冊数 11冊