WEB記事案内 42 「自由宣言」にみる読書指導とプライバシー保護の関係−沖縄県中部学校図書館協議会総会・講演記録−

http://www.okiu.ac.jp/sogobunka/nihonbunka/syamaguchi/yamaguchi2009-3.pdf
沖縄国際大学総合文化学部日本文化学科准教授 山口真也
文化情報学研究 第9 号(2008年度) 20p

<抄録>
はじめに p220
1. 学校図書館とプライバシー保護 p221
1.1. 「図書館の自由に関する宣言」とプライバシー保護の関係 p221
1.1.1. 「図書館の自由に関する宣言」とは? p221
1.1.2. 利用者の秘密を守る意義 p222
1.2. 学校図書館におけるプライバシー保護上の問題点 p222
1.2.1. 学校図書館の特性 p222
1.2.2. 問題点の整理 p223
2. 読書指導目的での貸出記録の利用の是非 p224
2.1. 「図書館の自由に関する宣言」の解説書にみる見解 p224
2.1.1. 日本図書館協会図書館の自由委員会の見解 p224
2.1.2. 参加者の理解度 p225
2.2. 「外部とは」の内容と文章構造 p226
2.2.1. 第一段落について p226
2.2.2. 第二段落について p227
3. 残された問題−貸出記録の読書指導目的での利用に関する諸問題 p228
3.1. 「宣言」解説書における定義の不明確さにみる問題 p229
3.1.1. 読書指導の担当者とプライバシー保護の関係 p229
3.1.2. プライバシーとして保護されるべき「貸出記録」と貸出冊数の関係 p230
3.2. 「宣言」解説書では触れられていない問題 p232
3.2.1. 貸出記録を返却時に消去するべきか? p232
3.2.2. 貸出記録は返却後も保有して活用するべきか? p233
3.2.2.1. 貸出記録を活用した図書館システムの登場 p233
3.2.2.2. 貸出記録を活用した図書館システムの問題点 p235
おわりに p237
謝辞 p237
参考文献 p237
資料 アンケート調査用紙 p238