いささか古いデータですが

学校図書館の仕事から離れ自宅から離れ遠くを旅して、すっかり学校図書館のことが頭から消えていました。いざ、学校図書館について何か書こうとしてもなにも浮かばないありさまです。窮余の一策として、4日ほどいた県のデータをネットから拾ってみました。4年ほど前のデータですが、そんなに大きな変化はないかもしれません。図書館先進県とは言えない県のことですから。

学校図書館の現状に関する調査 平成22年度  http://www16.atwiki.jp/info-sl/pages/37.html

  校種      学校数合計        学校図書館担当職員配置校数   割合 (全国平均)
公立小学校        204              8               3.9%      44.8%
公立中学校        85                6               7.1%      45.2%
公立高等学校       36              35               97.2%      73.3%

市町村合併と学校の統廃合が進み、児童数は減少一方で、状況は明るいとは言えないと思います。
学校図書館担当職員」の定義があいまいな調査で司書教諭やいわゆる学校司書で専任に近い形で学校図書館の仕事に関わっているひとらしいです。

文部科学省のホームページに正式な平成24年度統計がありますから、それを取り上げるべきだったのですが、大きな傾向はつかむにはこれでも役には立つと思います。
日本全体が寂しいのですが、私の故郷の県はもっと寂しいのです。
子どもたちに明るい未来を提供するためにすべての学校に「ひと」と「資料」と「明るさ」を届けたいと思います。