引き継ぎ事項 3 図書購入費

図書購入費は詳細には知らない。市費と生徒から徴収している費用の合計だが、市費は申し訳程度だと思う。それを管理しているのは図書部で教員だと思うのだが、実質は事務を執っている事務局職員のようだ。

その事務局職員のうちの図書担当職員が正職員からアルバイト職員に変わっている。したがって、予算の残り等は以前は事務職員からあと何千残っているとの指示を受けていたのだが、今年からは、私が声を上げないとダメな体制になっている。そのことを教員も事務局長も把握できていないと思う。

引き継ぎポイントとしても細かすぎるが、肝心なのは予算配分総額を誰がどう把握し、どう使っていくか?例えば図書ラベルなど大量の買い置きがあって、この6年間一度も購入依頼する必要がなかったが、消耗品を買う費用もその額内にあるのではないのか?ここでも私が声を上げる役割を担っているのか??現在は、以前にまして無責任な体制になっている。

さてポイントは、購入先である。今までは市内の一業者だけから購入していた。図書は一応再販商品だから支払先が複数あると面倒だからであろう。この購入先にアマゾンを、私は進言して、購入できるようにした。生徒数減による図書購入費減をカバーするためだ。

生徒数減に有効な対策を打ちだせない学校経営そのものへも<引き継ぎ>したいが、ここは図書費だけで。1年生、2年生と1クラスずつ減った。80名減、少なくても8万円は減った。それに対して教員からも事務当局からも何の指示もない。たとえば「購読雑誌数の見直しを検討せよ」等の指示も一切ない。

そこでアマゾンの新古本を活用する提案をした。リクエストの大半をこれで処理する。「市内の業者よりも早くて安く手に入る」これが受け入れられて、結果、生徒減による購入冊数減はまったくない。ただ、実際の事務をやってくれる人が自分のクレジットカードで立て替え払いをしなくてはならない。この面倒さが引き継げるかどうか?これが問題だ。