WEB記事案内 1 「学校図書館、PR,実践記録

高等学校図書館でアルバイトするようになって5年半も経過した。何の知識もないまま、1年くらいは小遣い稼ぎにでもと始めたアルバイトがいたずらに延びている。それでも、どこかにまじめな気持ちもあって、少しでもいい仕事をと、高等学校図書館についての本を読もうと思ってきた。

アルバイト先にある本は20年は経過した古い本ばかり、仕事用にと新たに購入するには乏しい予算なのだから、役立つ本でなくてはならない。そのためにまず本を知らなくてはならない。年金生活者で先の短い高齢者、自分で購入して読もうという気は初めからなかったので、街の公共図書館で借りて読んできた。

ところが学校図書館の本は、小中学校がターゲットで、高等学校をターゲットにした本は少ないことが分かった。マーケットとして考えた場合、高等学校の市場は狭いのだろう。結果、貧しい生徒用の図書購入費を奪い取ってまで欲しい図書の発見には至っていない。

ありがたいことに、今では、出版物のほとんどはネット上で知ることができる。そのうえ「カスタマーレビュー」というものが、「内容案内」のほかにある。ところが、残念ながら学校図書館関係の本には、ほとんど「カスタマーレビュー」がついていない。書評は図書館員の専門分野だと思うのだが(人のことは言えないが)・・・。

そこで「こんど○×出版社で出た本、高等学校の実践例載っていますか?」と質問すると「小中学校までですが高校でも役に立ちますよ」という返事がくるようなサイトを探した。今のところ探しきれていない。(どなたかご存知でした教えて下さい)

すべての学校図書館関係書に「カスタマーレビュー」をつけて欲しいと要望して、自分が何にもしないのは心苦しい。そこで無料でできることを考えた。(なんと安直な野郎であることか)ネット上の「学校図書館関係記事」の案内をしようと考えたのである。いつまで続くかが問題だが、土・日に掲載予定である。

最初に登場いただくのが、「学校図書館,PR,実践記録」リブラリウスと日々の記録(はてな版)http://d.hatena.ne.jp/librarius_I/

▼本当は正規VS非正規のような対立関係はあるにはある*1のですが,そもそも人がいなかったり,ちゃんと機能していなかったりするので,各種のフォーラムとかでも,この問題に至るまでの間に議論が拡散してしまうと言うのが私の感触です。ぶっちゃけてしまうと,もめる前に,人が足らない,お金が足らないと言う話が先に来て終わることが何と多いことか。

この引用部分を読んで、ぶっちゃけてしまうとこの筆者を信頼した。さらに、以下の引用部分に大いに賛同した。

▼私は「もっと学校図書館の実践について,誰もが見られる場所に公開すべきだ」と思っています。仲間内の報告書で終わらせるのではなく,学校図書館関係者の前だけで公開することで留めてしまうのではなく,もっと誰もが見られる場所へ公開すべきだと考えています。今ならばWebに公開するのが一番でしょうか。

それから、筆者は、この公開が実際にはむづかしいことを述べている。行き届いた心遣いだと思う。