私説・高等学校図書館論 8

「学校教育に欠くことのできない基礎的な設備だとは、校長先生も教頭先生もそのほかの先生も誰も思っていない学校図書館」の存在を許しているのは誰か。
根本原因は、教員養成課程にあると私は勝手に推定している。教員は、学校図書館の機能を教えられていない。一般人と変わらない理解にとどまっている。「読書を応援する施設」くらいの理解だ。

それを許してきたのは「世間の無関心」だと思って来た。ところが、それは事実とはいささか違うのではないかと思うようになった。

次のような、たくさんの団体の存在を知ったからである。

国学図書館協議会 http://www.j-sla.or.jp/
日本図書館協会学校図書館部会 http://www.jla.or.jp/divisions/school/
学校図書館整備推進会議 http://www.gakuto-seibi.jp/
学校図書館問題研究会 http://gakutoken.net/
ひらこう!学校図書館学校図書館を考える全国連絡会 http://www.open-school-library.jp/
全国の学校図書館に人を!の夢と運動をつなぐ情報交流誌ぱっちわーく
           http://homepage3.nifty.com/patchwork/index.htm
日本学校図書館学会 http://www.jssls.jp/
学校図書館プロジェクトSLiiiC  http://www.sliiic.org/
柏市学校図書館オンライン http://www.edulab.kashiwa.ed.jp/tosyo/index.htm
なんちゃって学校図書館支援センター http://www4.ocn.ne.jp/~nantosyo/
神奈川県学校図書館員研究会 http://www.kastanet.pen-kanagawa.ed.jp/

また次のような個人のブログ等が有意義な情報を発信しているからである。

五十嵐絹子の学校図書館づくし http://www9.plala.or.jp/kinuko/index.html
高鷲忠美の研究室便り http://www9.plala.or.jp/kinuko/index.html
図書館情報メディア研究会のブログ http://blog.livedoor.jp/libinfomedia/archives/
東京から飛んで学校図書館を考える http://d.hatena.ne.jp/to-yurikon/
ことばと学びと学校図書館etcをめぐる足立正治の気まぐれなブログ
                 http://blog.goo.ne.jp/masa-sem
図書館教育を考える FROM KYOKO SHIOYA
http://kyotti.air-nifty.com/koko/
地道な司書教諭の図書館日誌 http://jimichi-librarian.blog.so-net.ne.jp/
School Library Rover  http://shark-lib-schoollibrary.blogspot.jp/
リブラリウスと日々の記録(はてな版)http://d.hatena.ne.jp/librarius_I/
ほんとも!〜学校図書館おたすけサイト〜http://hontomo.wwww.jp/
赤木かん子 本と図書館のPROg http://akagi-kanko.sblo.jp/

世間は無関心ではない。
関心が拡散して集中していないのだ。
物が溢れ過ぎていて、欲しいものが分からなくなっているのだ。

このままだと百年河清を待たなくてはならない。

だから「集中する装置」が必要なのだ。
合言葉は「子どもたちに笑顔と分かったという喜びを!」だ。

「チームオールジャパン」の選手も監督もオーナーも、この上のリストの中にいるのではないか?!

さて、これで、馬の骨シロウトの大風呂敷は広げられるだけ広げた。次回からは、小さなハンカチを謙虚になって、おそるおそるひろげようと思う。