私説 高等学校図書館論 1

私説 高等学校図書館論 1
残りが少なくなってきた。今年も、アルバイト任期も、人生も。
かねて公約しておいたようにー誰の記憶にも残っていない、「勝手にすれば的公約」だがー後進のために、何かを書き残しておくことにする。(まず発表の場所を、この「はてなのブログ」
高等学校アルバイト日記 土曜日・日曜日等の休日に決めた。読者諸君の積極的コメントを歓迎したい。この貧弱な文章を豊かにし、この貧弱な高等学校図書館の現状を打開していこうではありませんか)

筋道だててものを書こうとすると、力のない私のようなものには、いつまでたっても何も書けない。そこで、なりふり構わず、思いついたことを書きなぐることから始めようと思う。なにしろ残りがすくない。

いずれ、この殴り書きをまとめてひとつの「まとまったもの」に仕上げるつもりだが?

1.高等学校図書館には人がいるか?
この数年の経験で、小学校や中学校の図書館と比較すると、高等学校には人はいるようだ。
ただ、これを裏付ける統計データがどこにあるか探す必要がある。公共図書館の統計なら「日本の図書館」(日本図書館協会刊)という年刊があって欲しいデータの大概が入手できるのだが。
苦労して探し当てた。文部科学省のHPに
学校図書館の現状に関する調査 文部科学省児童生徒課PDF
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/link/__icsFiles/afieldfile/2013/05/16/1330588_1.pdf
があって、これで裏付けが取れた。数字はすべて平成25年5月1日現在
12学級以上の学校の司書教諭配置率は、小中高ともに99%を超えている。
学校図書館担当職員は公立の場合、小学校47.9% 中学校47.6% 高校71.0%
その常勤率は、小学校8.0% 中学校9.6% 高校62.0%
以上で、「小学校や中学校の図書館と比較すると、高等学校には人はいるようだ」という私の経験知はある程度正しかったわけだ。

さて、その比較的恵まれているという高等学校図書館の実情をこれから紹介することになるのだが、(もう部下が苦笑)これは、私が先ほど「文部科学省」と打って変換して出てきた文字である。もちろんキーボードのタッチミスだが、苦笑するほかない事実が次々と明らかになる、その前兆だろうかと思う。

この文部科学省の調査の中に「司書教諭配置率の県別のデータ」があった。わが県は100%配置である。すなわち、わが校も配置されているわけである。しかし、誰が司書教諭なのか図書部の先生も把握していない。「誰も知らない司書教諭」

透明人間あらわるあらわる!!また、明日。