図書館員の楽屋裏ー服装史 まとめ

楽屋裏ごたごたしているので、整理をしておこうと思う。

1.ある主題の本を選びたいときに、どうするか?
2.国立国会図書館の蔵書目録NDL-OPACにアクセスして、調べる。
3.書名に含まれるであろう用語を検索窓に入れて調べる。→このとき、どういう用語で調べるかがポイントになる。
4.ヒットした書名をクリックして現れる目録で、その詳細を知り、適書かどうかを判断する。
5.適書と判断した本への具体的アクセスをどうするか?→借受か?購入か?
6.借受の場合は、都道府県立図書館の総合目録(全自治体が参加していないケースも残念ながらあるようだが)を調べ、所蔵先を突き止める。自分が利用できない図書館が所蔵しているときは地元の図書館を窓口にして申し込む。(時間がかかるケースやネットワークがきちんと取れてないケース、輸送費を請求されるケースなど、変なやり方があるように聞くが、図書館法の精神を大きく逸脱していると言わざるを得ない。)
7.購入の場合は、日本書籍総目録www.books.or.jp/を調べて、品切れになっていないか、価格に変化はないかを確認して、取引のある書店に注文する。(日本書籍総目録www.books.or.jp/をNDL-OPACのように使用する事も可能だが、情報量が少ない)

 適書の判断を留保して、「関係書の書誌リストを提供する」というのも、図書館員の立派な仕事のひとつである。