研修会開かれる

朝9時から夕方5時まで、内容のある研修会でした。参加者全員がたいへん熱心でした。装備と目録法の統一に主眼が置かれていたようでした。職場異同がつきものの職種、各学校それぞれマチマチでは不便だというのが統一の理由のようでした。

ただ、コンピュータ化が、目録法を守らなくても求める資料が検索できるという現実を作り出していることと、統一したいという気持ちとの間にギャップあるので、かなり揺れていたようでした。装備の仕方まで統一したいという思いは、私にはないので、ついていけませんでした。

あとは、ソフトCASAの具体的な使い方の研修で、私は、たいへんありがたい研修でした。

附録の部分で、学校図書館の各種統計に「貸出冊数」の項目がないことを指摘して注文をつけたところ、「学校図書館公共図書館とは違う」「貸出しは学校図書館活動の一部分に過ぎない」「ライトノベルをたくさん読んだといって、それが何になるのだ」という反論が出ました。言いたいことは理解できます。

公共図書館の内部でも、かつて同じような批判があり、いまでも厳然とあるのですが、それでは、何をもって、アウトプット部分を第三者に分かるように提示できるかの方策をもたないとダメだということを言いたかったのですが、うまく伝えられなかったようです。

  入館者数 15名  貸出者数  3名  貸出冊数 4冊