高等学校図書館研究会

昨日、担当教員から小冊子を2冊受け取った。5月9日開催の「○○県高等学校図書館研究会」の総会で配布された資料である。職場が役所なら、復命書に添付して回覧した後、復命書綴りにファイルされてしまう性質のものだろう。私は、かつて有益な資料なら勝手に復命書綴りから抜き取って、活用していて、「復命書の保存期間が終わるまでは勝手なことをするな」と厳しく注意された記憶があるので、教員の方が自由でいいなと思っているが、この資料のうちの1冊は、1000円の資料費代が支出されている。公費を支出して入手した資料が、活用されないで、綴りのなかに眠るのも困るし、所在がわからないのも困る。所在を明らかにしておくことは私にもできるので、預かったが・・・。県立の司書のいる学校では、図書館現場において活用できるが、司書のいない市立学校では、活用のしたくてもできないのが悲しい。

「司書部実践記録集」「司書部会研究集録」が受け取った資料のタイトルだが、パラパラと読んだ限りでは、なかなか有意義なことが書かれているように思った。もう少し熟読して、紹介すべきものがあったら、紹介したいと考えている。

総会のなかで2本の実践報告がされている。そこでの配布資料も先生から受け取った。これにもまた、有意義なことが書かれているが、どう活かせばいいのか、悩むところでもある。項目だけでも並べておこう。

1.「教育課程の展開に寄与する学校図書館のあり方」
 No.1 レポートの書き方
 No.2 古典への誘い点 国宝(複製)の絵巻物をみてみよう
 No.3 調べ学習のテクニック 初級編
 No.4 参考文献を探そうガイダンス
 NO.5 就職試験対策&小論文対策

2.「学校図書館の役割」
 1.図書館には何が求められているか
 2.要求に応えるにはどうするか
 3.図書館のプロモーターを育成する →プロモーター?サポーターでは?日記記録者の注
4.司書が望む図書館の構想をもつ
 5.我が校の重点目標と図書館の役割

入館者数 15名  貸出者数 8名  貸出冊数 18冊 数値明日正確にします