WEB記事案内 63 LIPER3 シンポジウム記録 日本の学校図書館専門職員はどうあるべきか:論点整理と展望

http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/handle/2261/55352
東京大学大学院教育学研究科生涯学習基盤経営コース 図書館情報学研究室 2013.3.15.

登壇者:塩見昇、根本彰
司会:中村百合子
記録編集スタッフ:堀川照代、今井福司

目次
1 開会のことば
2 講演
  「日本学校図書館職員史と今後への展望」・・・塩見昇
   1.はじめに
     1.1 私の学校図書館研究の出発点
     1.2 制度的保障のなかった戦前の学校図書館
   2.学校図書館の発生、起点
     2.1 大正13年の「副読本禁止の次官通牒」
     2.2 成城小学校による「教育問題研究」
     2.3 戸塚廉「いたずら教室」
   3.学校図書館と専門職員
     3.1 学校図書館を巡る法令
     3.2 政争に翻弄された学図法改正問題
     3.3 教育をともにつくる学校図書館専門職員
   4.学校図書館職員像探究の論点
     4.1 学校図書館職員の現在ー歴史的所産
     4.2 二職種併置
     4.3 位置づけー教育専門職か図書館専門職か
3 講演
  「21世紀のカリキュラム展開と学校図書館職員養成」・・・根本彰
   1.はじめに
   2.学校図書館を必要とする教育的条件ー開放的知識と閉鎖的知識
   3.学校教育カリキュラムと図書館をどのようにとらえるか
   4.フランスの学校教育と学校図書館制度
   5.おわりに
4 討議
   ○初期の図書館界からの指導の功罪
   ○学校図書館の教育力を活かせる専門家
   ○自分で選び取る学び
   ○子供の尊重にどこまで徹しられるか
   ○公共図書館の貧しさ
   ○学校図書館専門職の養成教育
   ○今をどう踏まえるか
   ○学校図書館専門職員と校種の問題
   ○二職種の展望
5 当日配布資料