学校図書館は学校の心臓

今日は芸術鑑賞会のため生徒が図書館に来る時間がない。だから休館となり、私の労働は不要ということで、休みの日となった。

退屈しのぎに、
家で少し古いエッセイを読んでいると、「学校図書館は学校の心臓」と言っている文章に出会った。

石田衣良の『空は、今日も、青いか?』(日本経済新聞社 2006)中の「学校の心臓」という文章だ。初出は「日本経済新聞夕刊 2004・7.4.である。

図書購入費不足・専任司書不在のままでは日本はダメになる。新しいアイディアと技術を生み出し続けなければ日本は沈没する。よきインプットがなければよいアウトプットは生まれない。よきインプットは読書によって培われる。生きること働くことの基礎にあるのが読む力。日本も本気で学校図書館の整備に本腰をいれなくてはならない。

石田さんの主張は概ね上のようになるだろう。これは2006年の話だ。それから8年経過した。日本の学校図書館はどう改善されたか?

「空は、今日も、灰色か?」