WEB記事案内 3 「学校図書館を活用した教育/学習の意義」

先週から土日限定で私が「WEB上に見つけた学校図書館関係記事」を案内している。タイトルも決めない曖昧なものだったので、先の土日分のタイトルを下のようにする。
WEB記事案内 1 「学校図書館、PR、実践記録」
WEB記事案内 2 「1950年から2000年にかけての公立高等学校司書の図書館実践ー教科との連携と「図書館の自由」の視点からー」
今日は
WEB記事案内 3 「学校図書館を活用した教育/学習の意義」 
 堀川照代さんの論文。「明治大学図書館情報学研究会紀要 No.3,2012」で見ることができる。(11p)

  https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/11543/1/tosho_jouhou_03_02.pdf

以下、文献紹介は、目次の転記を主とする。

 はじめに
 1.子どもたちに身につけさせたい力
 2.学習指導要領の目指すもの 
 2.1 学習指導要領の基本的考え方
 2.2 探究的な学習
 2.3 言語活動の充実
 3.学校図書館機能の変遷
 3.1 図書館利用指導から情報リテラシーの育成へ
 3.2 情報リテラシーのモデル
 3.3 カナダ・アルバータ州の「探究モデル」
 3.4 情報リテラシーと情報活用能力
 4.学校図書館の活用
 4.1 学校図書館の活用とは
 4.2 学校図書館活用の意義
 4.3 学校図書館活用の現状と課題
 おわりに
 注・引用文献

目次は以上である。

「おわりに」から、私が「そうだな!そのとおりだな!」と思った部分を引用して今回の「文献案内」を終える。
ーPISA型読解力や情報リテラシーなど、従来の学力観に基づかない学力を児童生徒の身につけさせるためには、従来とは異なる教育方法を導入する必要があろうが、そのひとつが学校図書館の活用である。このことが周知されるかどうかは、学習/教育の目標達成に学校図書館活用がどう貢献できるかを学校教育関係者に伝えることができるかどうかにかかっている。−
その伝え方の一例として前頁に文科省による過去11冊刊行され1987年から刊行されていない「学校図書館の手引」をあげておられることを付記しておこう。