今日は休みました

今日は休みました。利用状況は明日まとめてアップします。

統合相手のとなりの学校の図書室についての近況をお知らせします。

昨日、管内の学校司書の皆さん7、8名が、壊される校舎から運んだ図書の配架を手伝ってくれました。私は、顔を出した程度で、何もしていませんし、誰が発案しての作業なのかも知らないでいますが、ありがたいことだと思いました。ただ、運び込まれたのは、あくまで一部で(図書室にはまだ余裕があるのですが、集会や卓球部の練習場所にも使用されているらしい)残りは、解体が一番遅くなるのか、残すのか知らないのですが、津波被害を受けたが、建物はしっかり残っている小学校に運び込んだそうです。

その量は、ダンボール150個。大型のダンボールですので、50冊入るとして、7500冊。この中には、統合までに、入力しなくてはならない未入力図書が多くあると思われます。また、美術全集、文学全集や大型辞書、百科事典などがあるようです。そのなかのセットものに欠巻があるのか、ないのか、具体的に把握していないと、私のところにもある同じ美術全集、文学全集や大型辞書、百科事典などの廃棄作業が完結できないのです。

このことは、私が壊される校舎の図書室でボランティアをしたときに、教頭先生や図書担当の先生、事務長さんにも話を聴いていただいたし、ボランティア終了時に文書にして手渡してきたのですが、いろいろな事情があったのでしょうが、結局、聞き届けてくださらなかったようです。

昨日の図書部会で、わが校の図書担当の先生方にも、このことに触れて、私たちの廃棄作業を完結させるためには、統合先高校の蔵書の全点把握が必要であることを強調しておきました。話がどう通るのか、通らないのか、不透明で、心配ですが、出来るだけのことはしたいと思っています。

なお、統合先高校が10月から採用した図書担当アルバイトの方は、図書館勤務経験も司書資格もない方ですので、時間があるときは(10月11月はほぼ全勤務日)私の図書館に来ていただき、分類や目録それから図書館ソフトのCASAの入ったパソコンの動かし方と入力方法等を教えてさしあげています。

当然、そのなかで、まず、生徒へのサービス開始が第一優先であること。それから統合までの作業の進め方のあらましをお話して、未入力図書を解消して、全蔵書の把握が可能となるように努めてほしいと要望しておきました。また、そのためには先生方や事務室を動かすしかないので、折に触れて話をしてほしいと伝えてあります。

アルバイトで、まだ、2か月ちょっとの方にお願いするのは酷な話なのは分かっていますが、私が外野からいろいろ言うことを(もちろんこれからも言いますが)内野からも言っていただかないと、事態が好転していかないと思うので、くりかえし、くりかえし、そのアルバイトの方にお話しています。

昨日の管内学校司書の書架整理はどこまで進んだか私は把握しておりません。そのアルバイトの方から得ていた情報では9部門だけが残っているので、それだけを配架すれば終わりと聞いていたのですが、午前9時過ぎから始めたはずの作業が、私が顔を出したのは2時過ぎなのですが、「外国の小説」はまだ手つかずの状態で、日本の小説の大まかな著者ア行等の行別配列が終わったところでした。おそらく8部門までの配列に手を入れていたのでしょう。

とにかく、請求記号がなぜ付いているかの理解がまったくなかった図書館だったので心配していたのです。それでも今まで一度も配架現場に私が行かなかったのは、当事者意識を持っていただくためでありました。

「来年5月仮設校舎に移転」という大前提が、昨日消えました。夏休み中になったそうです。それだけ廃棄作業や蔵書点検作業に余裕ができたということですが・・・。今まで取りたい有給休暇も取らずに仕事に励んできたつもりなのですが、今日は、げんなりして休暇をとりました。まだ、有給休暇が8日分と夏休みに出勤した4日分合わせて12日分が残っています。