唖然としました

はさみを借りにきた生徒がいました。その挨拶は丁寧とは言えませんでしたが、最近の子にしては、キチントしている方でした。返すときも「ありがとうございました」という言葉がありました。

はさみを返したその子が、新聞の綴りを新聞架に返していました。新聞を読む生徒はほとんどいないので珍しいと思い、どんな記事が彼女の関心を引いたのかと、個人的なデバカメ根性で、その新聞をめくっていると、切り抜かれる頁に気がつきました。まだ、その生徒がいたので、確認すると「新聞記事切り取ってはいけないのですか?」とアッケラカンな返事。唖然としました。

それから、書架に出しておいた金曜日に整理の終わった44冊のうち、1冊、伊坂幸太郎の新刊が行方不明になっているのに気がつきました。貸し出した記録はもちろん記憶もありません。

  入館者数 20名  貸出者数 8名  貸出冊数 20冊