パソコン病膏肓に入る

いよいよ深刻になってきた。昨日やって来ていただいた業者の方は販売店の職員で、若干パソコンの知識があるという程度だということが分かった。そのことを私は分からなかった。メンテナンスの専門家だと思っていたのが、そうではなかった。その人を呼んだ人にも、業者の技量への関心も疑いも持っていなかったということも、今日になって分かった。

今日の午後には復旧させて、図書館利用のオリエンテーションのために来館する新一年生に実演つきで貸出しの仕方を教えたかった。実は、昨夜、その派遣されてきた業者の人への疑いを持った。もっと、はやく気づくべきだったのに出来なかったのは、私の責任。MOデータのリストアは、そのデータが格納されていたソフトのなかにリストアしなくてはならないのに、そのソフトCDの存在を尋ねもしなかったことに昨夜気がついたのだ。

そこで、今朝8時半、学校に電話して、そのソフトCDの所在を確認して欲しい。見つからなければ電話をくれるように連絡した。連絡はこなかったが、通常よりは45分早く出勤したところ、そのソフトは探されてもいなかった。結局、そのソフトをインストールしてくれるべき、教育委員会のパソコンに強い職員(昨日の話では午前中には来てくれるように手配したことになっていた職員)が来ていなかったので、ソフトを探しておかなくてもなんの支障も起こらなかったのだが、この対応には愕然たる思いをした。

ソフトCASAのインストールは私が行ったが、データのリストアは出来なかった。いや一度出来たのだが、データが古いものだったので、最新のデータを探したのだが、存在していないことが分かった。不存在の確認まではいかないが、私が探したところない。そこで、ここは、やはり専門家をと、再再度、教育委員会職員の派遣をお願いしたところ、今日も出張中、つまり、昨日から彼とは、なんのコンタクトも取れていないことが判明した。図書館のコンピュータのダウンがどの程度重大なことなのかの認識がまるでないようだ。これまた愕然とする他ない。

それでは、別の人をと、お願いしたら、なんと昨日と同じ人が来た。またまたまた愕然とする。これでは埒があかない。学内のパソコンに詳しい先生の名前を聞き出し、私が直接、その先生にお願いした。彼も時間がなかったこともあり、リストアには失敗したが、バックアップデータが古いのかしかないことは確認して下さった。

その上、先生は、故障したパソコンから記憶装置を取り出し、自宅に持ち帰り、そこからデータを吸い上げてくださることになった。(データ管理規程には違反してるでしょうね)これが成功すれば万万歳ということになる。祈るほかない。

残る道は、MOデータ、古くても、リストアを成功させて、そこから、再度データ構築をしていくしかない。疲れた疲れた。

  入館者数 16名  貸出者数 2名  貸出冊数  5冊