定期考査三日目

試験後教室で勉強していた生徒たちが、暖房の灯油が切れたといって図書館にやってきて賑やかになった。そのとき、ちょうど、図書部会が開かれていて、担当の先生がたが3人お見えになっていた。

私もメンバーに入れられて、つい、余計な口出しをしてしまった。勿論、言ったことに間違いはないのだが、アルバイトが言うべきことではなかった。

図書館利用の活性化の問題を先生たちは、生徒の意識と意欲の問題と限定的に捉えていたので、「先生たちが、授業で、図書館をどう活用するか」の視点を取り入れて欲しいと、つい言ってしまったのだ。タマタマ瞬間的にいる私の言うことではなかった。

が、成果がひとつ、すぐに出たのは良かった。図書部会の先生の話を紹介する。「家庭科の授業で、生徒たちに、「西洋の服装史」「日本の服装史」を大型の図版で見せたいと思っている。見つけて図書館で買ってもらおうと思い、適当な資料を大型書店で探したが、見つからない。そんな仕事を図書館員がしてくれることに初めて知った」

県立高校には、ほぼ全校に司書職員が配置されているのだから、「初耳」とは??かなりベテランの先生なのに。

明日、早速、見本を地元の公共図書館で借り出して、お見せしたいと思っている。『日本服装史』佐藤泰子著 建帛社 1992.
と『服装の歴史』高田倭男著 中央公論社 1995、しかOPACでは確認できない。

『西洋服装史』文化服装学院編 文化学園教科書出版部 2000.は、役に立ちそうですが、現物はどうでしょう。このブログ読者の方からのアドバイスを待っています。

  入館者数 15名  貸出者数 2名  貸出冊数 4冊